わたしは留学をした経験があり、海外旅行には20カ国ほど行きました。
初めて留学の計画をしていた時に未経験で何も分からず、エージェントの話を聞いただけで決めてしまい、失敗したこともありました。
こういった経験から、同じ失敗をしてほしくないと思い国選びでのポイントをご紹介します。
こんな悩みをお持ちの方にオススメの記事です。
・未経験で留学先を選ぶのが難しい
・何を基準に留学先を決めるべきか悩んでいる
・留学経験者の話を聞きたい
・失敗したくないし、自分にとってベストな環境を知りたい
・行きたい国が多くて決めかねている
留学の国選びで失敗しないために
英語やスペイン語など、学びたい言語から国を選ぶのことは出来ても、沢山の国がありすぎて留学先を絞れないこともあります。
合わない国をチョイスしてしまうと、環境になじめず勉強もおろそかになってしまうことも。
留学を斡旋している企業で何カ所か話を聞くのもいいですが、1番は経験者に聞いてみることをオススメします。
ご自身が行ってみたい国に留学したことのある人の話などは貴重です。
例えばアメリカに留学をするのでも西海岸か東方面、メキシコに近い方位など選ぶのが難しいです。
留学先を悩んでいる方のひとつの参考にしてください。
ポイント1 天候、気候で決める
天候や気候は重要な点だと思います。
日本には四季があり1年を通してさまざまな季節を楽しめますが、海外では1年中暖かい、もしくは寒い地域などもあります。
寒さが苦手な人や、陽を浴びないと落ち込みやすくなる人が、雨や雪の多い地域に住むのはベストな環境とは言えません。
わたしが降水量の多い国に留学をした時に、何日も頭痛に悩まされた経験があります。
具合の悪い日が続き勉強どころではありませんでした。
その国に旅行をしたことはあったのですが、夏の雨が降らない季節だった為にそのイメージと、「雨の日が多くても特に問題ないだろう」と安易に決めてしまいました。
体が慣れたのか、しばらくすると体調も良くなりましたが、言葉も分からない新しい環境で具合が悪いのは辛いものがあります。
これから留学する人にはぜひ考慮してほしいです。
思った以上に、天候は身体的、精神的にも影響します。
ポイント2 物価から国を絞る
金銭面で言うと、物価の違いが気になる人も多いかと思います。
ここを一番重視する人は、イギリスのロンドン、またはアメリカのニューヨークなどは選ばないかもしれません。
都市部の方が物価が高かったり、同じ国内でも差があります。
それは日本も同じで、同じ外国に留学している日本人同士でも「日本の地方から来た人」と「都市部の人」とでは感じ方が違います。
例えば、光熱費なども日本の方が安いと思う人と、変わらないと思う人がいました。
為替レートを見てみるのもおすすめします。
物価を考えるとなると留学するときのレートも関係すると思います。
現在ですと1USドルおよそ131円ですが、10年前は1USドルおよそ97円でした。
円高(円の価値が高い)だった10年前の方が、日本円を換金する日本人は海外で安く暮らせます。
両替する時期 | 現在 | 10年前 |
為替相場 | 131円/1ドル | 97円/1ドル |
10万円をドル換金で貰える金額 | 約763ドル | 約1,030ドル |
円からドル両替すると、その日のレートにより受け取る金額が変わる
ポイント3 文化や歴史から雰囲気や相性を知る
イギリスの綺麗な街並みに憧れる人、カナダのような大自然がすきな人など、自分が好きな環境で過ごしたいだろうと思います。
いくつか留学先の候補を絞ったらその国の歴史や文化を少しでも学ぶと、自分との相性が検討しやすくなります。
日本でも東京と大阪でイメージや雰囲気が違うように、海外でも同じことが言えます。
例えば、カナダでは英語が公用語のイメージですが、ケベック州ではフランス語の方が使われていたりします。
他に、アメリカ国内でも危険な地域や、比較的治安の良い州などもあるので、それも検討してみて下さい。
これは私の経験上の意見ですが、カナダとアメリカどちらも「多民族国家(複数の民族からなる国)で、フレンドリー」など、どちらも同じ様な国のイメージでしたが、アメリカの方が個人主義的要素を強く感じました。
ポイント4 趣味など休日に行きたい旅行先
勉強ばかりではなく色々な事を楽しみたいと思うので、休日にその国でどんなことをしたいかも考えてみてください。
そこから留学先を絞ることもできます。
スキーが好きな人はゲレンデが近い場所、海好きな人は真っ青な海でスキューバダイビング、少し長い休日には小旅行でオーロラを見に行くなど、この機会に沢山の経験をしてみてください。
現地で水族館や映画館などの、学生向け割引チケットを販売している事もあるのでチェックしてみましょう。
ポイント5 日本人がいても英語は上達する
よく聞くのが、「英語上達のためには日本人が少ない方がいい。」ですが、私は日本人が多くても良いのではないかと思います。
何人いれば多いのかも人によると思いますが、例えば語学学校ではクラスに同じ国の人たちが固まらないように配慮していましたし、重要なのは沢山の友達を作ることです。
日本の友人を通して人脈が増える事や、そこから他国の人たちと交流することもあります。
語学力上達の為には、英語で会話をしたいと思える友人を作ることだと思います。
また、「日本人が多いと日本語を話す機会が増えてしまう」とも言いますが、それは自分でコントロールすればいいことです。
日本人同士のネットワークもあるので色々な新しい情報を得る機会も増えます。
留学したてのころは特に、自分より先に来ている人たちに聞くと色々なことを手助けしてもらえると思います。
何人日本人がいても1人他の国の子がいれば皆で英語を話す構図になる。
まとめ
留学する国を選ぶ上で、考慮してみること5選をご紹介しました。
自分にとっての優先順位をつけて、ベストな環境を見つけられるよう検討してみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。